私が葬式のマナーで恥ずかしい思いをした失敗談

私が葬式のマナーで恥ずかしい思いをした失敗談

私は少ないですが、葬式に出席したことがあります。葬式といえばマナーがありますよね。細かいマナーなどは知らない人も多く、失敗したり、恥ずかしい体験をした人もたくさんいると思います。では、私が過去に体験した葬式のマナーの失敗談について紹介したいと思います。

私がまだ24歳くらいの出来事です。急にお葬式が入ってしまい、慌てて葬式の準備をしました。
当時一人暮らしをしていたので、親からいきなり連絡が入り、お葬式に行くことになってしまったのですが、私は喪服を持っていませんでした。中学生、高校生は制服があるので制服でいけばよかったですし、まだ年齢から誰かが亡くなるかもしれないというのは思わなかったのです。そして、スーツはと思ったのですが、実はサイズが合わなくなって捨ててしまって今度、買いに行こうと思っていたところでした。
つまり、葬式に着るような服がなくて、そのとき夜だったため、お店があいてなくてどこにも買いに行くことが出来ませんでした。仕方がないので、黒服をつなぎあわせて着て出席をしたのです。
そして、そのまま葬式会場へ向かうと、親が着ていて服装を指摘されました。
私は「喪服とスーツがなかった」と言ったら親は大慌てでした。理由を聞いたら「親戚はすごく固い親戚でうるさい人が多いから服一つで色々言ってくる」といわれました。
また、学生ならまだしも、社会人だから、さすがにその格好は恥ずかしいといわれてしまいました。私もそう思ったのですが、着ていく服がなかったので仕方なくこの服を着ていきました。そして、そのまま出席したのですが、亡くなった親戚の人は堅い職業で、地位がそれなりにあった人だそうで、出席するひとたちも、たくさんいて、それなりの人たちでした。もちろん、私服を着てくるひとなんて一人もおらず、家族として出席する人がこの服装というのはかなりマズイのではないかと思いました。
ですが、欠席するわけにもいかず、葬式会場へ行ったら案の定、みんなにジロジロと見られてしまい、あきらかに服装が浮いていました。そして、親戚のおばさんに「喪服は?」と聞かれたので、「持っていないです。」と言ったら「そんなものも用意していないの?」という目で見られました。恥ずかしくて今すぐ逃げ出したい気分だったのですが、まるで見せ物のように、ジロジロと見られて、すごく嫌な思いをしました。
もちろん親もすごく恥ずかしい思いをしたので、こんな事なら何かを理由にして欠席した方が良かったのではと思いました。
葬式マナーはたくさんありますが、やはり服装はとても大切だと思いました。特に年配の方は服装をすごく気にしますし、少しでも違ったらうるさく言われます。まだ学生のときなら良かったかもしれませんが、社会人だったため、余計に恥ずかしい思いをしました。
この葬式が終わったらスーツと喪服をすぐに購入して、何があっても大丈夫なようにしました。

また、もうひとつ失敗談があります。それは20代後半のときのお話です。
お葬式だとお酒を飲むことがありますよね。親族で集まってお酒を飲んでいたのですが、私はお酒がすごく弱く少しのお酒でも顔が赤くなり酔っ払ってしまうのです。
そして、親戚のお酒を勧められて断りきれずにお酒を飲んでしまったのです。少しのはずだったのですが、親戚から、さらに薦められて、少し多めに飲んでしまいました。
その後見事にかなり酔っ払ってしまい、記憶がなくなってしまいました。私は覚えていないのですが、家族からかなり悪酔いしていたらしく、親戚にからみまくっていたそうです。いきなり泣き出したり、周りがかなり大変だったようで親戚中が「この子にお酒を飲ませてはいけない」と誰もが思ったそうです。
私はそれ以来恥ずかしくて親戚の前に顔を出すことが出来なくなりました。覚えていないものの状態を聞いてかなり恥ずかしく、それ以来よほどの用事がなければ親戚の前に顔を出していません。
おそらく、また冠婚葬祭のようなことがなければ会うことはないでしょう。お葬式の会場で酔っ払ってあまり知らない人に醜態をさらすという恥ずかしいマナー違反をしてしまい、すごく恥ずかしくて最悪な出来事でした。

このように、私が失敗した葬式でのマナーについて紹介しました。特に若いころは葬式のマナーを知らない人も多く、出席して初めて「これはだめなんだな」と気づくこともあります。
今はネットである程度マナーなどを調べることができますが、昔は誰かに教えてもらわなければ、気づくことができませんよね。

葬式という場に出席したことがない人はマナーなどは分からない場合が多いです。私も過去に恥ずかしい失敗をして、それ以来マナーなどは見て覚えたりしていました。

やはり、社会に出るとマナーなどが分からないと恥ずかしい思いをしたりすすることがあるので、若いころに知っておいたり、恥ずかしい思いをしておいた方がいいでしょう。